1. クラブとスウィングの相性
私の経験によれば、相性の悪いクラブは一月毎日振り続けても、綺麗な軌道で振れるようにはなりませんでしたが、相性の良いクラブは一振りで綺麗に振れるようになりましたので、最初のクラブ選択は重要です。
クラブを振るときの力を入れるタイミングは、人によって独自のものがあるので、いくら素振りして、綺麗に振ろうとしても、シャフトのしなり戻りのスピードやタイミングが合わないクラブは、なかなか思うような軌道で振れません。
なお、綺麗なスイングプレーンで振れるようになるためには、シャフトが一番重要ですが、ボールが右に行く、左に行くというのは、ヘッドに関係することが多いです。
シャフトでも若干は調節できますが、基本的にはヘッドです。
2. 試打の勧め
まずは、ゴルフクラブを試打しまくって、オリジナルのシャフトでも自分に相性の良いクラブを見つけたら、それに買い替えるというのもありです。私のウッドクラブのドライバーは、ブリヂストンのクラブがたまたまシャフトの相性がよく、まっすぐ飛んで、打ちやすいクラブだったので、それにしました。
こういう出会いは少ないので貴重です。
私は、ミズノ、ブリヂストン、本間、ナイキ、キャロウエイ等試打できるものはできるだけ試打しています。
大きな練習場では試打会を良く開いていますし、ゴルフショップでもダンロップのショップ、ブリヂストンのショップ、ホンマのショップではそれぞれ試打ができます。
もっとも市販のクラブについているシャフトで満足するケースは少ないです。
3. リシャフト
特にボールはまっすぐ飛ぶんだけど、当たる確率が悪いという時は、クラブヘッドの相性は問題なく、シャフトに問題がある場合が多いです。
こういう場合は、シャフトの差し替え(リシャフト)もお勧めです。
メーカー製のクラブについているシャフトは、コストの都合上、必ずしも最高級のシャフトではない場合が多いですし、シャフトのしなり戻りの特性、曲がる位置などにより、自分のスウィングに合っていないことも多いです。
こういう場合は、ゴルフシャフト専門メーカーが作っているシャフトに交換するのも一つの手です。
しかし、どのシャフトが自分に合うか、これも振って見なければ分かりません。
お勧めなのが、藤倉シャフトという会社が行っている藤倉のゴルフクラブ相談室です。
ここではコンピューター解析により、その人のスウィングの癖とクラブの軌道を分析し、最も相性の良いシャフトを割り出してくれます。
ここで自分のスウィングとシャフトを徹底解析してもらい、自分のスイングに合うシャフトにリシャフトしてもらうというのはどうでしょう。
http://www.fujikura-gcs.com/index.html
これによりウッドの方向性が良くなるので、スコアが良くなります。
オリジナルのシャフトより、高価な素材を使っているので飛距離も伸びると思います。
なお、専属プロゴルファー(トーナメントプレーヤー)によるフィッティング&レッスンというのもありますので、ついでにプロに教わるのも良いと思います。
トーナメントプロはその辺のレッスンプロとは段違いに教えるのがうまいです。
その他、中古ショップで買って来て、気に入らなければ、すぐに買戻ししてもらって、自分に合うクラブを選ぶという選択方法もあります。
例えば以下の店では、買値の9割かなんかで、買戻し特約付きの販売などもやっています。
ゴルフパラダイス
http://www.golpara.jp/