1. グリーンにアプローチする距離にボールを置くように攻める。
2ケ月の練習で、ベストスコア118が87になった方法なんて言うものを以前に見たことがありましたので、ちょっとこの方法をご紹介いたします。
今のスイングを変えなくても、ゴルフのスコアを良くすることは可能です。
この方法は、グリーンをアプローチするクラブを徹底的に練習して、グリーンをアプローチするクラブのフルショットで届く位置にボールを落とすような攻め方をするという方法です。
例えば、グリーンのアプローチをサンドウエッジでする人は、そのフルショットの飛距離が、65ヤードだったら、その距離にボールが落ちるように責めると、グリーンでもピンの近くにボールが落とせるので、パット数が少なくなり結果としてスコアが良くなるというものです。
例えば、あと130ヤードの距離でもとりあえず、65ヤードのところに落ちるように、サンドウエッジを2回振るという攻め方です。
アプローチをアプローチアイアンで攻める方(私もそうですが)は、アプローチアイアンの飛距離の位置に2打目が落ちるようすることになります。
このために、練習場では、グリーンアプローチ用のクラブだけを2か月間練習するということをやるそうです。
実際にコースでやってみると、中途半端な距離に落ちた時に、ちょうどアプローチアイアンの距離を残すように打つというのが難しかったです。
まあ、私は、実際にアプローチアイアンだけ、2か月間打ち続けた経験がないので、なんとも言えないのですが、このやり方もありだなと思います。
アマチュアゴルファーはほとんど2オンなんかできないのに、最高にいい当たりをしたら届くクラブで打って、運よく当たったとしても、グリーンエッジやバンカーから打つことになることが多いです。
奇跡的にグリーンオンしても、ピンからは遠いロングパットを残すことになり、結局スコアを崩してしまうことになります。
こういうことを考えると、最初から3オンを前提としているけど、3打目がグリーンのピンに近いところを狙っていく攻略法は、スコアメイク的には良さそうです。
370ヤードのコースで、自分のアプローチアイアンの飛距離が90ヤードぐらいだったとします。逆算で考えると、280ヤード残りますが、これを、7番アイアンで、2回140ヤードずつ打っていくと、同じクラブ2回ですからミスの可能性が減ります。
また、2打目と3打目をアプローチアイアンで攻めることを考えると、1打目に190ヤード飛ばせばよいことになります。人によって選ぶクラブも違いますが、3番ウッドか、5番ウッドぐらいで良いのではないでしょうか。
ドライバーよりは、ショットの正確性は増すと思います。
普通の攻め方は、ドライバーで220ヤードぐらい打って、残り150ヤードを5番アイアンぐらいで打って、綺麗にあたったとしてもグリーン脇に落ちて、チップショットかバンカーショットで、グリーンに乗せて、パットということになりますが、ドライバーショットを確実にフェアウエイに落として行ったとしても、グリーン周りでは苦労しそうです。
下手すると往復びんたになります。
5番アイアンぐらいで、グリーンを狙って、確実にグリーンに乗せられる人っていうのは、かなり少ないと思いますが、アプローチアイアンで、フルショットで丁度ピンに届く距離からグリーンを狙って、グリーン乗せられる人はかなり多くなると思います。しかも高い位置からボールを落とせるのでグリーン上にも止まりやすく、ピンそばにより易くなります。
この攻めかたには、続きがあって、アプローチアイアンを完全にマスターしたら、次は、ピッチングウエッジ、9番アイアンという感じで、確実にグリーンを狙えるクラブの数を増やしていくことになります。
まあ、ティーショットでアイアンを持ったり、90ヤード残すように打つというのは、ショートしたように見られて一見かっこ悪く見えるかも知れませんが、ゴルフコースで良いスコアを出す方法の一つとして、参考になさってください。
2. ピンまでの残りの距離の把握に加えて、打つ場所と打ち方による、クラブの飛距離の増減を考えて、的確なクラブを選択する。
(1) つま先上がりの斜面にボールがある場合(向かって右側の斜面に止まったボールを打つ場合です。)
ボールを打つ位置が足元より高い位置になると、クラブのロフトの関係上、普通に構えるとボールは左に行きます。
このため、まっすぐボールを飛ばすためには、目標地点より右側を狙って打つか、クラブのフェースを開いて打つ必要があります。
このとき、クラブのフェースを開くとロフトも変わるので、飛距離が落ちます。フェースの開き方によって1番手か2番手飛ぶクラブに変えて打ってください。
私は、10°程度フェースを開いて打ったときは1番手クラブを上げます。
また、20°もフェースを開いたときは2番手クラブを上げます。
(2) 上り坂の左足上がりの斜面で打つ時は、斜面に正対して立つかどうかにもよりますが、斜面の角度に応じてクラブのフェイスのロフト角も違ってくるので、グリーンに届く距離が違って来ることにご注意ください。
これも、角度によりますが、1番手か2番手飛ぶクラブに変えて打つ必要があります。
(3) 下り坂の左足下がりの斜面で打つ時は、左足上がりの斜面とは逆にクラブのフェースのロフト角が斜面の角度の分だけ少なくなることにご注意ください。
7度の下り傾斜のところで打つと、ロフト角25度の5番アイアンの角度が実質18度となって、5番ウッドと同じロフト角になります。
さらに、下り傾斜がきつく、10度の下り傾斜だとロフト角25度の5番アイアンの角度が実質15度になって、これは、3番ウッドと同じ角度になります。
こんな場所で3番ウッドや5番ウッドで打っても全然球が上がらず飛距離が出ません。一番飛ぶクラブは5番アイアンということになります。
明らかに下り傾斜の場所から打つ時は、基本は5番アイアンを使いウッドは持たないということを心がけてください。
(4) ハンドファーストの角度による飛距離の増加
アドレスでシャフトを左足側に倒し、フェイスをかぶせ気味に構えることをハンドファーストと言いますが、これで、フェイスの角度が変わることにより距離が変わります。
ゴルフクラブのアイアンはショートアイアンは大体1番手で4度刻みのことが多く一番手で10ヤード違います。シャフトの長さの差もありますが、それから考えると5度傾けると、10ヤード、10度傾けると20ヤード余計に飛ぶことになります。
フルショットの時のピンまでの残り距離に合わせた細かい調節はこれにより行います。
3. ショートアプローチ
アプローチに使うお勧めのクラブはアプローチアイアンです。
サンドウエッジを使う方も多いですが、サンドウエッジは距離感の取り方がかなり難しいです。
時計の4時から8時の間のスイングだと20ヤード、3時から9時の間のスイングだったら30ヤード、肩の高さまでクラブを上げたら50ヤード等と自分なりの距離をバックスイングの量で決めておくと、同じような距離感でボールを飛ばすことができます。
基本的に、アプローチは、体重移動は使いません。
ショートアプローチでは、左に体重をかけてバックスウイングでも右側に体重移動はしないようにします。
スタンスは、肩幅よりちょっと狭いぐらい。
手首のリストは使わないようにします。
手だけで打つというより背筋を使ってクラブを動かす気持ちの方がミスが少ないように思います。
イメージとしては、ほうきでさっと言う感じのイメージです。
下のビデオも参考にしてみてください。
36golf:ゴルフレッスン/12~3ヤードのアプローチ
36golf:ゴルフレッスン/30ヤードのアプローチ
36golf:ゴルフレッスン/50ヤードのアプローチ
こちらも参考になります。
50ヤードのアプローチのための2種類のスイング
私のお勧めは、前半の打ち方です。
36golf:ゴルフレッスン/70ヤードのアプローチ
36golf:ゴルフレッスン/100ヤードのアプローチ
下のビデオは石川遼プロのアプローチの解説ビデオです。
参考にしてみてください。
石川遼 60ヤードのアプローチ http://youtu.be/owqLI8ncxoU
石川遼 30ヤードアプローチ http://youtu.be/bGw2Fo2RP0Q
石川遼 20ヤードアプローチ http://youtu.be/B0HAZU30zWE
石川遼 20ヤード アプローチ解説付き http://youtu.be/oHNO5av_yAM
4.バンカーショット
バンカーショットのマナー
https://www.youtube.com/watch?v=uPRydzJEyiU
1. アドレスで、クラブのソールを砂につけないように注意する。
2. バンカーに入る時にはボールの後ろ側から入る。
3. 打ち終っわたら、バンカー内の砂をレーキでならしておく。
4. ここでは説明してないですが、斜めになっているバンカー等で足場を作って打ってはいけない。
バンカーショットの細かいテクニック (丸山茂樹)
https://www.youtube.com/watch?v=_HG-hfBBvbI
1. アドレスでは左足を後ろに引いて、斜めに構える。
大体30度から40度ぐらい斜に構えると良い。
2. ボールの位置は左足かかと前の延長線上
3. スタンスはななめでもフェースは正面に向ける。
4. 足をしっかりと砂に食い込ませる。
5. ハンドファーストには構えない。
6. ボールの1cm手前ぐらいをアウトインの感じで斜めに打つ。
こちらも参考になります。
5.パット
パットの1打も、ドライバーの1打も同じ1打です。
パットを少なくするための方法を考えてみました。
(1) 若干ハンドファーストな構えで打つ
アメリカの有名なレッスンプロの言葉によれば、パットを打つ時の両手の位置はボールの真上か、若干ボールより前に置くと良いそうです。
これによりボールに前向きの回転をかけさせることができ、ボールの直進性が増します。
(2) 2m以上のパットの距離の調整方法
パットの距離の調整は手先のヒット感覚ではなく、バックストロークの距離で決めると常に一定の距離が打てます。この距離だったらバックストローク50cm、この距離だったら、70㎝というぐらいに調整して距離をつかむと良いです。
2mぐらいのパットの練習機で1日100連続インを練習するのも馬鹿にならないらしいそうです。
グリーンで2m以内に入ったら絶対に入れられるという自信につながるそうです。
人工芝を部屋にしいて練習する人もいるそうです。これは、効きそうな気がします。
(3) ホールの50cm後方に止めるような距離感で打つ。
今日は、パットをショートするなと思った時は、ホールの50cm後方に止めるような距離感で打つと良いです。手前50cmも後ろ50cmも同じ距離、手前50cmでは永遠にホールには届きません。
(4) 1mや、50cmのパットはコツンと打つ。
略々ストレートラインの1m以内のパット、特に50cmぐらいのものは、コンという感じで、当てて行く方が、芝目を殺して真っ直ぐ打てます。
これにより1m、50cmのパットを確実にインできるようにしましょう。
(5) 上からはどうしても入らないような、盛り上がったグリーンの場合は、絶対にオーバーさせないようにショートの積み重ねで良いから下から行く。
(6) 道具でパットインの可能性を上げる。ターゲットをロックオン
こんなパターあったんですね。これは、完全に裏ワザでは?
まあ、ご覧ください。
売っている場所
http://www.nexus-golf.com/list.html